借金返済に悩む人に、弁護士・司法書士を紹介!
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借金・債務について 2023/08/23

闇金で借金…返せないとどうなる?取り立ては家に来る?一刻も早く弁護士や司法書士に相談を!

闇金とは、必要な登録を行わないまま、違法な高金利でお金を貸す業者を指します。

借金が返済できない場合の取り立てについても、非常に悪質な手口で行われており、「闇金で借りるのは危険」というのが大前提です。

とはいえ、どうしてもお金が必要なときには、ヤミ金に頼りたくなってしまう方もいるのではないでしょうか。

既に借りてしまってどうしよう…と一人で思いつめていませんか?

闇金の借金を返せないとどうなるのか?闇金融の被害や取り立てといったヤミ金の怖さ、もしも借りてしまったらどう対処するべきか?誰に相談すれば良いのかについて紹介します。

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Contents

闇金から借金、返せないとどうなる?家族や職場友達などに悪い影響があるのか?

「つい闇金から借金をしてしまった…」すぐ返せば大丈夫と軽い気持ちで借りると返せなくなってしまいます。

返済が進まないと取り立てがきたり、金を返せと脅されることも…。「怖い、どうしよう」と大きな不安に陥ってしまうでしょう。

しかし、闇金は違法な貸金業です。借りても「返済義務」は一切ありません。

取り立てにあっても、強い気持ちでNOと言えれば良いのですが…。相手は違法業者ですので簡単には引き下がりません。

今、闇金を利用し返せないとどうなる?と怯えてる方、まずは返済義務はないことを覚えておきましょう。そして、どうやって対処すればいいのか?この記事を読んで参考にしてみてください。

闇金から借金、保証人がいるとどうなる?返済義務はないが、取り立てがあるかもしれない…

闇金は返済義務が一切ありませんが、保証人がいる場合も同じく返済義務はありません。

どういう経緯で保証人になるのか?

  • 債務者が印鑑を持ち出し家族を保証人にすることも
  • 緊急連絡先と電話番号を書かせ勝手に保証人にされることも

返済ができなくなると、保証人にも闇金から取り立ての連絡があるかもしれません。以下「周囲の人を含めた脅し」を参考に、闇金対応に強い専門家に取り合ってもらうのが良いでしょう。

闇金融は取り立てが厳しい!

お金を貸す際の金利の上限は、法律により定められています。貸金業としての登録を行っている業者は、この法律の中で商売を営んでいます。

闇金融はそもそも貸金業としての登録を行っておらず、法律で定められた上限以上の金利で、お金を貸しています。

「普通の業者ではお金が借りられない」という方の、弱みにつけこむような形で商売を行っているのが闇金業者です。

闇金の特徴として挙げられるのは、以下のような点です。

  • 「10日で3割」や「10日で5割」といった高金利
  • 強引な取り立て

闇金も客商売ですから、お金を借りる際には非常に丁寧に対応してくれるケースがほとんどです。しかし法外な金利のため、すぐに返せない…という状況に陥るでしょう。

お金を返せなくなってしまった場合に、闇金融の本性が見えてきます。ヤミ金の怖さはここからです…。

闇金業者による厳しい取り立ての手口には、以下のようなものがあります。

1日に100回以上の取り立て電話がかかってくる場合もある…

闇金業者にとって、もっともポピュラーな取り立て方法となっているのが、電話です。1日に100回以上自宅に電話をかけ、借金返済を迫るようなケースも少なくありません。

またバイト先や職場にまで電話をかけて、利用者を徐々に追い込んでいくこともあります。

家族(子どもや親)や親族、職場周囲の人を含めた脅しにも発展しかねない

脅し文句を使うのも、闇金業者の定番の取り立て方法です。

「借りたお金が返せない」という負い目がある分、単純な脅し文句やセリフでも、非常に大きなダメージになってしまいがちです。
  • お金を返さないなら、家族や親族のところへ行く
  • ○日までになんとかできないから、殺す
  • どこまででも追い込むから、逃げても無駄

自分だけではなく、その影響が周囲にも及ぶことを恐れて、闇金業者の言いなりになってしまう方も少なくありません。

借り主が返済できなければ、真っ先に親や兄弟に取り立てが向きます。

  • 「子供の借金は、親が肩代わりして当然」
  • 「親や兄弟の勤務先まで行くぞ」

このように家族にも悪質な脅し文句で返済を迫ってきます。

闇金の取り立てが家族に向いた時、家族は返済の肩代わりをしないといけないのでしょうか。答えはノーです!

闇金は違法で営業している貸金業者ですので、取り立てにあっても返済義務はありません。

脅しや迷惑行為、嫌がらせは闇金問題を専門に取扱っている弁護士や司法書士に相談できます。「しつこい取り立てに参っている…」そういった時も、専門家へ依頼することで取り立てを止めることができます。

闇金業者は、「弁護士に相談しても無理!解決しないからな!」など脅すこともあるでしょう。ですが、間に弁護士や司法書士に入ってもらうことで、きつい取り立てができなくなります。脅しを受けても、勇気を持って早めに専門家へ相談しましょう。

執拗な嫌がらせ

闇金業者による嫌がらせも、取り立て方法の一つとなっています。

  • 頼んでもいない宅配物がたくさん届く
  • 周囲にビラをまかれる
  • 動物の死骸を送ってくる
  • 必要もないのに救急車や消防車を呼ばれる

返済されるまで何度も繰り返されてしまうケースも多いです。常識の範囲内を超える悪質な嫌がらせの報告もあります。

身に覚えのない荷物や大量のピザなど代引きで届くなど悪質な嫌がらせも多く報告されています。

ビラや掲示物など闇金の利用を周囲に知らせるというプライバシーの侵害とも取られる行為も嫌がらせの1つです。

宅配便でネズミなどの死骸を送る…受け取った側は、精神的に強いダメージを受けてしまいます。火事でもないのに、消防車を呼ばれては近所の迷惑になります。近所関係の信用も失うこともあります。

闇金自体違法な貸金業者です、このよう犯罪ギリギリで不快な嫌がらせを繰り返します。

近年では、闇金業者が自宅にまで押しかけてきて、取り立てを行うケースは稀になってきています。しかしその分増加しているのが、債務者を精神的に追い詰めるケースです。実際に、「取り立てのプレッシャーに疲れた」という理由で、悲しい選択をしまうケースもあります。

闇金の手口や種類は意外と豊富!騙されないために適切な知識を

闇金はお金を貸すことで儲けを出すため、常にお金を借りてくれそうな顧客を狙っています。

意外な手口や手段で近付いてくる可能性もあり、注意が必要です。

闇金の手口や種類の一例を紹介します。

高利貸し 違法な高金利でお金を貸し付ける闇金。
整理屋 「借金を整理してあげる」と持ち掛け、
高額な手数料をだまし取る。
090金融 携帯電話のみでやりとりを行い、
店舗を持たないことで、足が付きにくい。
チケット金融 後払いでチケットを購入させ、
それを指定の金券ショップで売り、現金を手にする。
金券ショップと金融業者がグルになって
多額の現金を集めるタイプ。
買取屋 クレジットカードで購入した商品を、
買い取ることで現金を手にする。
手数料名目で、買取屋が儲けを出す仕組み。
自動車金融 自動車を安く買い叩いて、
その分のお金を貸す仕組み。
年金担保金融 将来的に受け取る年金を担保にして、
お金を貸す闇金。

これらの業者は、闇金とは気づかないまま、安易に利用してしまうケースも多くあります。

簡単にお金が手に入ることをうたう業者を利用する際には、その内容をしっかりとチェックすることが大切です。

闇金融の相談をしたい!警察は取り合ってくれるの?

万が一ヤミ金業者から取り立てを受けても、「警察に相談して、逮捕してもらえばなんとかなるだろう」と思う方もいるかもしれません。

しかし闇金の取り立てに対して、警察が介入するのは非常に難しいという現実があります。警察は民事不介入で対応が不可能なんです。

闇金業者が電話で「お金を返してください」と伝えるのは、違法ではありません。暴力的な行為が行われたという証拠がなければ、警察は民事不介入の原則により、当事者同士の話し合いによる解決を求めてきます。

もちろん闇金業者から悪質な違法行為(暴力的な取り立てなど)を受けており、その証拠もしっかりと揃えていれば、警察に相談することで状況が改善することも考えられます。この場合は、速やかに相談してみてください。

警察に闇金被害を相談する時は、「生活安全課」へ行きましょう。ですが、警察は業務が多忙、闇金を専門としていないので、取り合ってもらえないこともあります。

そんな時は「#9110」警察相談専用電話を利用できます。事件や被害にあってはいないけど相談したい時に相談可能です。緊急ではない時は110番はいけません。

警察に相談したと言っても、闇金との関りがなくなる、借金がなくなるという訳ではありません。

現在のヤミ金が、家に来て取り立てるケースが少ないのは、この警察の民事不介入の原則を知った上でのことです。ヤミ金側にとって、警察の介入は面倒なことで、できれば避けたいこととなります。

このため、警察が介入できないギリギリのラインを狙って、闇金業者はさまざまな取り立てを行ってきます。

司法書士や弁護士への相談が最もおすすめ!

闇金業者は、法的な手段を取ることができる「司法書士や弁護士」の介入をとても嫌がっるため、スピーディーな解決が望めます。

闇金に対して、「受任通知」をするため、即取り立てはストップ、その後も一切債務者と連絡が取れなくなるため、精神的に追い詰められている状態からすぐに抜け出すことが可能です。

もし、これを無視して取り立てを続けた場合は、法律違反となるため、営業停止に追い込んだり、警察と連携して動くということもできるため、手が出せず諦めるケースが多いです。

闇金の案件は扱っていない専門家もあります。闇金問題に強い専門家にすぐ依頼してみてください。(ただし費用がかかります!)

闇金へ支払ってしまった利息や元金は取り戻すことも可能です。携帯電話番号のみで営業している業者への請求は難しくても、店舗を持ち営業している闇金業者であればお金を返してもらえる可能性は高まります。

いずれも、闇金業者と交渉のやり取りなど実績のある法律事務所へ依頼してみましょう。

また後述しますが、「債務整理」をすることで借金が減らせる、なしにできるかもしれない場合、司法書士や弁護士に相談することで、そちらについても提示してくれるでしょう。

消費生活センター・国民相談センター

消費にゃサービスのトラブル、苦情の相談にのってくれる「国民相談センター」は、借金や闇金についてのトラブルについても相談可能です。

ただし、悩みを聞いてくれたり、専門機関を紹介しれはくれますが、そこで終わることが多いです。何か具体的に行動を起こしてくれたり、解決へと導いてくれるという訳ではありません。

貸金業相談・紛争解決センター

日本貸金業協会が運営している組織で、消費者金融などからの借金について悩んでいる人、多重債務で困っている人に対して、いろいろなアドバイスをしてくれます。

ただし、闇金と交渉して借金問題を解決してくれる機関ではないので、話を聞いてくれて弁護士などの専門家を相談してくれたり、アドバイスをもらえるにとどまります。

法テラス(日本司法支援センター)

国が設立した団体で、様々なトラブルに対し法的なサービスを受けたいという国民
に対して、無料で法律に対しての電話相談ができる、また専門家(司法書士や弁護士)を紹介してくれるといった団体です。

経済的に困っている人や生活保護受給者には、費用の一部、条件があえば全宅免除になる場合もあるため、借金で困っている人は相談してみる価値はあります。

闇金問題の相談も可能!ただし、自分で専門家を選べないので、闇金問題に強い専門家にあたるとは限らないという点がデメリットです。

闇金融で借りたお金は基本は債務整理の対象外!闇金に強い専門家への相談がおすすめ

借りたお金を返せなくなってしまった場合に、救済策として設定されているのが、「債務整理」です。

闇金でお金を借りる場合でも、「いざとなれば債務整理するから」と考える方がいるかもしれませんが、債務整理できるのは、合法的に貸しつけられたお金のみです。

そもそも違法な貸し付けである闇金は、基本的には債務整理の対象とはなりません。

債務整理には、「任意整理」「自己破産」「個人再生」「特定調停」の4つがあります。闇金での借金は、どの対象にもならないため、注意してください。

債務整理による解決ができないとなると…「誰にも相談できない!」「いったいどうしたらいいの?」と不安を感じる方も多いでしょうが、そもそも違法な状態で貸しつけられたお金を、返済する義務はありません。

だからこそ、債務整理もする必要がないという仕組みになっています。

現在の法律では、闇金との契約はそもそも無効です。2008年には、「闇金から借りたお金は利息も元本も一切返済する義務がない」という主旨の判決が、最高裁において下されています。

闇金との契約は、民法上の規定である不法原因給付に該当するもの。「給付の原因がそもそも不法であれば、給付したものの返還請求はできない」というルールに基づいているのです。

違法な金利で貸し付けられた場合には、毅然とした態度で「支払う義務がない」ということを伝えることが重要ですが、問題を一人で抱え込むのはおすすめできません。

借金問題に強い弁護士に依頼をすることで、闇金業者との間に入ってもらい、トラブルを解決できる可能性があります。

そもそも闇金は、法律を破って営業している貸金業者です。債務整理でその他の借金を整理したとしても、遠慮のない取り立ては継続されるでしょう。こうした状況についても、専門家の介入で解決できる可能性があります。

借金を免除できる自己破産をしても、闇金からは逃れるのは簡単ではないでしょう。返済義務はありませんが、取り立てや催促は続く可能性があります。

闇金の取り立てから解放されるには、やはり闇金問題に強い専門家へ相談が効果的です。

先述しましたが、闇金業者への対応については、そもそも基本的に、弁護士・司法書士の担当領域ではありません。どの事務所でも相談に乗ってもらえるというわけではないので、注意しましょう。闇金問題に対応してくれる事務所を探してみてください!

身内が闇金で借金していた!相続放棄は可能?

自分は闇金から距離を置いていても、身内の死去をきっかけに、借金相続が問題になるケースもあります。この場合も返済義務はありませんから安心してください。

債務整理の項目でも解説したとおり、闇金との契約はそもそも無効。闇金側は「あなたに返済義務がある」と迫ってくる可能性もありますが、毅然とした態度で対応しましょう。

自分で伝えてもらちが明かない場合は、やはり弁護士や司法書士に相談するのがおすすめです。もちろん闇金の借金を相続放棄したからといって、その他の財産を諦める必要はありませんので、安心してください。

相談の際は、闇金問題に力を入れている弁護士や司法書士に相談しましょう。闇金に特化した専門家なら、最短即日で取り立てがストップできます。相続後という気忙しい時期に即取り立てが止まるのは安心できます。

返済義務がない闇金…「踏み倒すことができる」は本当?

借りたお金を返さないことを「踏み倒す」と言いますが、そもそも契約が無効である闇金の場合、利息も元本も踏み倒すことは可能です。

ただしそのためには、相応の手順を踏むことが必要。そのまま連絡を絶つ「借り逃げ」をすると、その後の生活に支障をきたしてしまいますから注意しましょう。

借り逃げした場合、闇金からの取り立てはより一層エスカレートします。鳴りやまない電話攻撃や嫌がらせは覚悟した方が良いでしょう。また本人が逃げれば、家族や勤め先など、周辺に迷惑がかかるおそれもあります。

このようなリスクなく、合法的に借金を踏み倒すためには、弁護士や司法書士に間に入ってもらうのがおすすめです。闇金側は法律家の介入を嫌がるため、スムーズに話を付けられる可能性があるでしょう。

闇金からの借金は返済しなくていいとはいえ、「最初から踏み倒すつもりでお金を借りた」という場合は要注意です。踏み倒しが前提だと不法原因給付にはなりません。相手を騙したと見なされ、詐欺罪に問われる恐れがあります。

違法行為をする闇金業者を相手に「借り逃げするつもりだった」と挑発とも言える行為はとても危険です。

大きなトラブルの原因にもなることも…。闇金とは深い関りを持つべきでありません。犯罪に巻き込まれたり、命の危険が及びます。

ヤミ金業者に狙われやすい属性4つ

闇金業者は、お金を貸し付け、そして法外な金利を受け取ることで儲けを出しています。つまり「貸さなければ仕事にならない」というわけで、ターゲットを常に待ち構えています。

中でも闇金業者に狙われやすいのは、以下のような属性に当てはまる方々です。注意が必要であるということを、頭に入れておきましょう。

多重債務者

すでにさまざまな場所でお金を借りている場合、総量規制や審査の関係で、新たな借入れが難しいことが考えられます。

多少金利が高くても、「審査不要、即日融資」といったフレーズに惹かれる方は多いことでしょう。もちろん闇金業者にとっては、非常に美味しいお客様と言えます。

ブラックリストに掲載されている

過去に債務整理を行っていると、信用情報機関に事故情報が登録されます。いわゆるブラックリストと呼ばれる状態です。

この場合も新たにローン契約を結ぶのが不可能になってしまいます。

特に「自己破産」の場合は、官報にその情報が記載され、誰でも自由に閲覧可能な状態になります。その情報をもとに、闇金業者からダイレクトメールが届く可能性があります。

個人事業主

個人で事業を営んでいると、経営状況や信頼度の低さが原因で、然るべき金融機関からの貸付を断られてしまうケースがあります。

「なんとかお金を貸してくれるところを…」と探し求めた結果、自らの意志で闇金地獄へとハマりこんでしまう可能性があります。

専業主婦

意外に感じる方も多いかもしれませんが、闇金を利用する方の中には、主婦が少なくありません。

 専業主婦は、自分自身の名義でローンを組むことが難しく、また「家族に知られたくない」という思いから、闇金に手を出してしまうケースが考えられます。

パチンコなどのギャンブルやリボ払いでのショッピングなど、「依存症とセット」で問題を抱えてしまう方も多く、早めの対処が重要です。

闇金業者側も、主婦はターゲットにしやすいと狙っています。専業または、パートやアルバイトで収入が低いものの、高額な買い物などを理由に「少しだけなら…」と闇金に手を出しがちと言われています。

主婦から取り立てができなければ、収入のある夫の方へ取り立てをするという闇金業者の狙いもあります。

ヤミ金を見分けるためのポイントを知ろう!

闇金での返済トラブルを抱えないためには、そもそも闇金を利用しないことが一番です。とはいえ、ごく普通の金融業者のように装いつつ、営業を行う闇金業者も少なくありません。

ヤミ金を見分けるためのポイントは、以下のとおりです。

  • 「ブラックOK」「審査なし」「誰でもOK」などとうたっている
  • 短期間の融資で、利子が高い
  • SNSなどのダイレクトメッセージで営業を行っている
  • 記載されている連絡先が、携帯電話番号のみ

現在の日本の法律では、審査なしでお金を貸すことはできません。

だからこそ、「審査なし」をうたっている業者や、審査を受ければ必ず落ちるはずのブラックリストでも貸付可能としている業者は、まず闇金とみて間違いないでしょう。

連絡先がはっきりとしていない点も、闇金ならではの特徴だと言えます。所在地がわからない場合や、連絡先が携帯電話のみの場合は、疑ってみてください。

日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センターのサイト上では、闇金業者を一覧にしたリストが登録されており、誰でも自由に業者の検索をすることができます。

利用予定の業者が登録されていないかどうか、チェックしてみるのもおすすめです。

ソフト闇金にも要注意!

近年増加していると言われているのが、従来の闇金よりも対応が柔らかい、「ソフト闇金」です。金利についても、闇金よりも安く設定されているケースが多いようです。

丁寧に対応してもらえますし、遅延が発生した場合の対応もマイルド。

このような特徴から「闇金を利用するよりはマシ」と考える方もいるかもしれませんが、こちらも立派な違法業者です。

対応を柔らかくすることで利用者数を増やすと共に、返済期間を伸ばすことで、利用者から多くのお金を引き出したい!というのが、業者側の本音です。

ソフト闇金と一般的な闇金業者の違いは…

ソフト闇金は、ホームページを持っています。ホームページ上に、あらかじめ金利や貸付け条件などを載せています。その点が「まともな闇金」と認識されています。

「100%融資可能」「即日、審査なし」「アルバイトOK」など安定した収入がなくても、ブラック状態であってもお金を貸しますと勧誘。

ソフト闇金の利用者も多いのも事実です。

「金利を教えてくれるなら、消費者金融と変わりない!」「絶対お金を借りたい、ソフト闇金を利用する!」と安易な利用は危険です。

結局は闇金ですから、返済が遅れるとキツイ取り立てにあいます。まともな闇金は存在しません。「優良」などイメージに惑わされてないように要注意です。

表面だけのソフトさ、柔らかさに騙されないようにしましょう。

闇金は絶対にダメ!実際にあった体験談

「すぐに返せるだろう」「どこからも借りられないから闇金しかない…」軽い気持ちで闇金からお金を借りると怖い思いをします。実際にあった闇金の体験談を紹介します。

最初は親切で紳士的な対応で怖いイメージがなかったが、返済が遅れると態度が一変し自宅まで押しかけてきた。暴力をふるわれケガを負った。最終的には実家まで押しかけ、両親にも迷惑をかけてしまった。

お金の回収のためなら、どんな手段でも使ってくるのが闇金です。

SNSで個人融資のアカウントを発見、お金がなっかたのでお金を借りてしまった。返済ができず何度も電話が鳴り、「SNSに借金をしていることを拡散する」と脅された。求職中だった為、就職に悪影響が及ぶかもと弁護士に相談したため問題は解決。

TwitterやLINEなどSNSで融資を勧誘する業者も急増しているとのこと。くれぐれも個人間融資なしないこと!早急に弁護士へ相談したことが解決へ至った体験談です。

返済が滞ると、アパートの水道やガスが止められるという嫌がらせを受けた。闇金業者が水道、ガス会社に本人を装い止めるように言ったとのこと。

違法業者ですから、返済が遅れるとこのような違法行為も悪いと思わずしかけてきます。

買い物やギャンブルが理由で闇金から借金。返済が遅れるとパート先に頻繁に電話、「夫の職場、子供の学校へ行く」など脅しを受ける。救急車を呼ばれるなど迷惑行為もあり、藁にすがる思いで弁護士へ相談。結果、取り立ては止まったとのこと。

実際、頼んでいない宅配ピザが大量に届く、宅配便が代引きで届く、動物の死骸など送り精神的苦痛を与えるなど迷惑行為もあります。

ヤミ金からお金を借りてしまったら、弁護士など専門家に相談を

どこにもお金を借りられない場合に、最終手段としてヤミ金に手を出してしまった場合、できるだけ早く縁を切ることが大切です。

まずは、闇金の対応もしてもらえる弁護士や司法書士を探し、相談をして問題解決を目指しましょう!そして相談後は、「二度と借りない!」と心に誓うことが大切です。

また闇金に頼らなくても生活できるよう、金銭面や生活面をしっかりと整えることも重要なポイントだと言えるでしょう。

一度でも闇金を利用すると、顧客リストが業者間で共有され、また別の闇金業者から営業をかけられる可能性もあります。同じことを繰り返さないよう、意識しましょう。

合法の借金が返済できないことが原因で闇金に手を出すのであれば、それは本末転倒です。

「債務整理」で合法的に借金を整理できる可能性は高いです!安易に闇金に手を出す前に、弁護士や司法書士など「法律のプロ」に根本的な借金解決方法について相談をしてみることをお勧めします。

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