借金返済に悩む人に、弁護士・司法書士を紹介!
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債務整理について 2019/12/25

債務整理を司法書士に相談したい!電話窓口と準備や費用について

借金の問題を「司法書士」に電話で相談したいと思ったとき、どこに問い合わせをしていいか分からないという方も多いでしょう。

いきなり訪問するのも勇気がいるし、電話なら何とか話せる、ということもあるかもしれません。

この記事では、司法書士に借金の相談をする際の準備や費用面、債務整理を司法書士に相談したほうが良いケースについて説明します。

司法書士に債務整理の相談ができる窓口

まずは、司法書士に直接つながる日本司法書士会連合会の紹介です。

【日本司法書士会連合会】

  • URL:https://www.shiho-shoshi.or.jp/
  • 受付時間:各都道府県で異なる
  • 利用料:無料
  • 全国に司法書士会があり、借金問題から日常のトラブルまで電話相談または面談を受け付けています。

日本司法書士会連合会は、全国に司法書士総合相談センターを設置し、電話相談や面談を受け付けています。各都道府県によって相談時間が異なるので、事前にホームページの確認をおすすめします。

法テラスは弁護士・司法書士を選ぶことができない!

オペレーターが専門家に繋げるため、司法書士がいいという選び方ができません。

【法テラス】

  • URL:https://www.houterasu.or.jp/
  • 受付時間:平日9:00~21:00・土曜:9:00~17:00
  • 利用料:条件を満たせば無料、基準を超える場合は30分5000円
  • 通話料:全国一律3分8.5円(税別)
  • 全国各地に事務所があり、法テラスと提携された弁護士・司法書士が在籍しています。相談は1回30分で、1つの問題につき3回まで相談が可能。債務整理や貸付金回収の相談も可。

クレジットカウンセリング協会や日本貸金業協会は、職員が対応!

借金の無料相談を受付ていますが、弁護士や司法書士の専門家が対応するわけでなく、生活相談員やアドバイザーの資格を持った職員が応対します。

【日本クレジットカウンセリング協会】

  • URL:http://www.jcco.or.jp/
  • 受付時間:月曜~金曜:10:00~12:40・14:00~16:40
  • 相談料:無料
  • 通話料:全国一律3分8.5円(税別)
  • クレジットや消費者ローンを利用して多重債務や借金に関する全ての相談が可能。電話相談やカウンセリングも無料です。

日本貸金業協会も上記と同様、相談員やアドバイザーが対応します。

【日本貸金業協会】

  • URL:https://www.j-fsa.or.jp/
  • 受付時間:平日9:00~17:00
  • 相談料:無料
  • 通話料:全国一律3分8.5円(税別)
  • 貸金業者からの借り入れや返済、多重債務問題など情報提供や助言、カウンセリングや家計管理の支援を行っています。

住まいの近くにある司法書士事務所に電話相談が可能!

借金返済相談サポートは、電話対応ができる司法書士個人事務所をネットから探すことができます。

【借金返済相談サポート】

  • URL:https://www.soudan-form.com/syakkinhensai-support/
  • 受付時間:24時間365日可能
  • 利用料:無料
  • 通話料:有料
  • 自動音声案内による相談内容に応じて、お住いの電話相談可能な司法書士の相談窓口を案内します。

自治体が開催する司法書士無料相談会は定期的に開催!

電話相談はできませんが、全国の自治体で月に2~3回司法書士による無料相談会を実施しています。

借金の相談は無料ですが、1人15分~20分程しか話せません。法律相談は有料になる場合が多いです。

【地方自治体の市民相談窓口】

  • お住いの市民課・市民相談センター
  • 受付時間:窓口営業時間
  • 利用料:無料
  • 電話相談をした後、予約制で司法書士の無料相談を受けることができる。

上記は全て共通で相談できる窓口です。その他にも、一般の司法書士事務所のHPに無料相談会の実施を記載していることがあります。

債務整理を司法書士に相談したほうが良いケースとは?

司法書士に相談する前に、まずは司法書士ができる手続き範囲について知る必要があります。

司法書士の主な業務は不動産や会社の登記を行うことですが、法務大臣から認定を受けている認定司法書士であれば任意整理を依頼することができます。

しかし、個人再生や自己破産で訴訟となった場合、司法書士は簡易裁判所までしか代理人として立てないので依頼者自身が申立てをするか、代わりの弁護士を見つなければいけません。

そのため、手続きに制限はありますが、債務整理を依頼する場合どこまで行ってもらえるのか、事前に確認しておくと良いでしょう。実際、債務整理を得意とする司法書士もいます。

債務整理を司法書士に相談したほうが良いケース

以下の条件と合えば、司法書士に相談することが可能です。

  • 個別の債権額(借金・過払い金)が140万円以下である
  • 債務整理の費用をなるべく安く抑えたい
  • 月々の返済額を減らしたい
  • 貸金業者からの督促をストップさせたい

司法書士に依頼できるのは、1社につき借金額が140万円以下のものです。過払い金請求をしたときに、140万円を超えた場合も依頼することができないので注意が必要です。

司法書士にかかる費用については、着手金が無料もしくは2~3万円、報酬金が2~3万円、減額報酬は借金減額分の約10%が相場です。

弁護士より1~2割程安く抑えることができるので、なるべく支出を減らして債務整理を依頼したいなら司法書士がおすすめです。

借金問題を司法書士に相談するメリット

次に、司法書士に相談するメリットについて見ていきます。弁護士に依頼するときと同様、債務整理を専門家に依頼することは返済額が見直され精神的にも楽になります。

  • 借金が減ることで精神的に楽になる
  • 任意整理を受任した時点で取り立てがストップする
  • 整理後も無理のない返済計画を考えてくれる
  • 返済代行を選択することができる

任意整理をすると、多くの司法書士事務所が実施している返済代行(窓口の一本化)を選択することができます。返済代行は、毎月の一定額を司法書士事務所に振込をすることで完済を目指す方法です。

司法書士が貸金業者と債務者の間に入ってくれるので、返済代行があると業者とのやりとりや延滞も少なくなるので良いですね。特に、「家族にバレたくない」という方は返済代行を選ぶことが多いようです。

相談だけでもOK!必要に応じて弁護士を紹介してもらえる

司法書士に債務整理を依頼したくても、債務額の問題や任意整理以外の債務整理になった場合を考えると、相談をどうしようか悩むこともあるかもしれません。

しかし、相談だけでも快く引き受けている事務所が多くあります。借金の問題を解決するためには専門家の力が必要で、どの専門家も力になりたいと思っているからです。

司法書士は信頼できる弁護士と繋がっていることが多いので、必要に応じて弁護士を紹介してくれることもあります。

個人再生や自己破産の債務でも、二人三脚で手続きを行うことができるのであまり心配する必要はありません。

司法書士に電話相談する流れと準備や費用について

一般的に司法書士事務所では、初回相談は無料で受付をしています。しかし、法テラスなどの相談機関では時間制限があり、超えてしまうと有料になるので注意が必要です。

どちらに相談するにせよ、聞かれたことをスムーズに話せるよう事前に必要な物を準備しておきましょう。

相談前に準備しておくと良いもの

電話相談の前に、予め必要なものを準備しておくと聞かれたときに慌てずにすみます。下記の内容をメモに書いておきましょう。

もし、手元にあるなら給与明細や源泉徴収票、通帳やクレジットカードの請求書、家計簿もあれば準備します。

また、滞納した貸金業者からの督促状がある場合も準備しておきましょう。

【準備しておくと良い物】

  • 借入総額
  • 借入のある業者名
  • 借入時期
  • 収入・支出状況
  • 希望の債務整理など

はっきりした借入額や借入時期が分からない場合は直接業者に問い合わせるか、「信用情報機関」に開示請求すると教えてもらえます。

その他、債務整理をするなら家族に内緒でしたい、ということも事前に話をしておくと郵便物等にも配慮してもらえます。

司法書士に電話相談する流れ

司法書士に電話相談をする流れは、ホームページや検索で見て直接かけるパターンと、相談機関にかけるパターンの2通りあります。

相談機関に電話しても、必ずしも司法書士が相談に応じるとは限りません。

司法書士対応 相談時間 相談料
司法書士事務所 15~30分
司法書士会連合会 15~30分
法テラス 選べない 30分 30分まで無料
クレジットカウンセリング協会 不可 制限なし
貸金業協会 不可 制限なし

【司法書士事務所の電話相談の流れ】

  1. 債務整理について相談したいことを伝える
  2. 司法書士からアドバイスや提案を受ける
  3. 面談での相談を希望する場合は予約を入れる
  4. 後日、対面での相談

初回面談はほとんどの個人事務所が無料で行い、相談内容に応じた手続きや流れを説明します。提案や内容に納得すれば債務整理の手続きが開始されます。

司法書士事務所によって、無料出張相談を受け付けているところもあります。

電話相談は無料が多いが通話料はかかる

基本的に電話相談でかかるのは通話料だけです。全国複数の拠点やオフィスがある場合、ナビダイヤルとして「0570」や「050」から始まる番号で統一されています。

ナビダイヤルは、自分が電話をしたときにちょうど話ができる専門家に繋いでくれるので待たされる心配がありません。

携帯電話からだと20秒/10円と、高額になるので固定電話からかけるほうが安くなります。しかし、固定電話でも平日の昼間に100km超の場所でかけた場合、22.5秒/10円なので距離が遠い程高くなります。

ナビダイヤルにかけたとき、初めに「この通話は〇秒ごとに〇円の料金がかかります」とアナウンスがされるので確認しておくと良いでしょう。

電話相談の後は直接会って借金問題を解決していきましょう!

まずは、気軽に話せる電話相談から始めても問題ありません。顔が見えない分、落ち着いて話せることも多いと思います。

電話では簡単なアドバイスはしてもらえますが、借金問題の解決までは至りません。電話で事情を話した後は、直接会って話し合いを進めていきましょう。

自分に合った債務方法を専門家はしっかり提案してくれるので全てお任せして大丈夫です。

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