アイフルの借金取り立てがヤバイって本当?返済できない時の対処法

           
             

アイフルといえば、消費者金融業界の中でも最大手の金融機関であり、CMもよく流れているので安心して利用できるイメージありますよね。

ですが「アイフルの借金取り立てはヤバイ!」…そんな噂を聞いたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

今回の記事では、アイフルのカードローンの金利や返し方のコツといった特徴と、もしも利用中に返済が困難になってしまった時の対処法などを紹介していきます。

また、実際にアイフルの取り立ては「ヤバイ」取り立てが行われているのか…利用を検討しているならとても気になりますよね。こちらについても解説していきます。

これからアイフルを利用しようか検討中の方も、返済の支払いが不安な方もぜひ参考にしてみてくださいね。

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アイフルのカードローンはスピーディーで高額もOK

アイフルのカードローンの特徴といえば、借入までが大変スピーディーなことと、融資額が800万円までと高額であることが挙げられます。

また、初めての方は最大30日間は利息が0円で利用できるので「消費者金融の利用は初めて」の、カードローン初心者の方も安心して利用できるカードローンとなっています。

貸付対象者 満20歳〜69歳までの定期的な収入と返済能力がある方
融資可能額 1万円〜800万円
実質年率 年3.0%〜年18.0%
遅延損害金 年20.0%
申し込みから融資まで 最短20分(WEB申し込み)
初めての方の特典 最大30日間利息0円
郵送物の有無 無(延滞などの場合を除く)
来店の必要 原則なし
担保・連帯保証人 不要

ちなみに貸付対象年齢は満20歳〜69歳までとなっていますが、利用中に70歳を超えた場合、超えた時点で借入ができなくなり、そこからは返済のみの利用という形になります。

融資可能額は利用する個人の年収によって変わってきます。具体的には、総量規制という法律によって「年収の1/3の額まで」しか借りることはできません。

年収の1/3という額は、一般的に借金のやばいといわれる金額でもあります。年収の1/3を超えると返せないリスクが高まるため、借り過ぎないよう法律によって上限が決められているのです。

100万円借りるには100×3倍の300万円、200万円借りるには200×3倍の600万円の年収が必要です。最高額の800万円は、年収が800×3倍の2,400万円以上ないと借りられません。

このため、全ての方が800万円いっぱいまで借りられるわけではありませんが、借入まで最短で20分というスピーディーさには驚きですね。

「今日借りたい」「今すぐお金が必要!」という急ぎで借りたい方でも大変便利に利用できます。

また郵送物は一切ないので「自宅に消費者金融の郵送物が届いたら困る」「カードローン利用の家族バレは避けたい」という方にもおすすめできる商品となっています。

気になるアイフルの金利は高いのか?低いのか?

金利に注目してみましょう。年3.0%〜年18.0%となっており、年3.0%の方が目に付くため一見低いかのように見えます。

ですがアイフルに限らず、消費者金融を利用する場合に注目したいのは下限金利(低い方の金利)ではなく上限金利(高い方の金利)です。

下限金利(アイフルでは年3.0%の方)が適用されるのは、最大までお金を借りた方の場合なので、800万円くらい借りた場合は金利は年3.0%になります。

しかし多くの利用者の場合は上限金利が適用されることが多く、アイフルでも大体の利用者に適用されているのは、年18.0%の金利となっています。

年18.0%の金利というと、そこまで低いとは言えません。貸金業法で定められている金利は最高で年20.0%であるため、法律に則ってはいますが「利息の低いところを利用したい」という場合は別の消費者金融の検討も視野に入れましょう。

銀行のカードローンなら上限金利が低い金融機関も多いです。

いくつか上限金利の低めな銀行のカードローンを挙げておきましょう。

楽天銀行カードローン 年1.9%~年14.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~年14.0%
関西みらいカードローン 年1.99%~年12.475%
三菱UFJ銀行カードローン 年1.8%~年14.6%

毎月18.0%の金利を支払うのと、14.0%の金利では金額が大きく異なってきます。少しでも利息が安い方が良い、という方は銀行のカードローンも検討してみましょう。

アイフルの返し方のコツは?返済が困難になったらすべきこと

アイフルで返済する際に注意しておきたいポイントや返し方のコツはあるのでしょうか?

アイフルのように金利が高めの消費者金融の場合、返済期間が長引くほど・借りている金額が高いほど、支払う利息も多くなってしまいます。

利息をなるべく少なくするには、以下のようなことに注意して返済を行ってみましょう。

  • 繰上げ返済を積極的に行う
  • 絶対に遅延のないようにする
  • 思い立ったらすぐ返済する
繰上げ返済
毎月の返済に加えて自ら振り込みなどを行い、余分に返済することです。

毎月の支払いは利息も含めた借入金の返済に充てられるのに対し、繰上げ返済のもっとも大きいメリットは、返済した分は全て元金の返済に充てられるということです。

元金が減れば、それだけ利息も少なくなるので結果的に借入残高が少なくなります。もしもお財布に余裕のある場合は、積極的に繰上げ返済を行いましょう。
返済の遅延について
絶対に遅延はしないようにしましょう。遅延をすると利息とは別に「遅延損害金」というものが発生してしまいます。

アイフルの遅延損害金は年20.0%という金利で上乗せされるため、遅延すると利息がボンと膨らんでしまいます。

繰上げ返済について
最後に、思い立ったらすぐに繰上げ返済をすることで、早期の返済を目指すことができます。

アイフルの返済は、以下のように様々な場所から返済できるので、自分の都合の良い方法でどんどん返済してみましょう。

  • 振り込み:全国の金融機関窓口・ATMから指定口座へ振り込むことで返済できます。振込先はアイフル指定口座になり、手数料の負担が発生します。
  • 口座振替(自動引落):指定の金融機関から自動引き落としができます。口座振替手続きは、郵送、店舗窓口もしくはWEB会員ページから行います。
  • コンビニ:全国の提携コンビニから返済ができます。コンビニ利用では、所定ATM手数料を負担しなければいけません。
  • 提携先ATM:全国の提携先金融機関ATMから返済が可能です。所定のATM手数料を負担する必要があります。
  • アイフル店舗、ATM:全国のアイフル店舗窓口・ATMから返済ができます。手数料は無料です。
  • スマホアプリ:セブンイレブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMで利用可能
手数料が気になる、という方は口座振替以外では唯一「アイフルATM」なら手数料が無料です。アイフルATMを見つけた時は絶対に返済しておきたいですね。

以上のように積極的な返済を行っても、遅れそうな場合はどうしたら良いのでしょうか。

アイフルでヤバイ取り立ては?返済が遅れそうならすぐ相談を!

返済が遅れそう、そんな時の一番の不安は「アイフルって返済が遅れると、昔のヤクザ映画みたいなヤバイ取り立てが来るの?」ということではないでしょうか。

実際、アイフルでは過去にそのような取り立てを行なっていた時期があり、2005年に被害者や弁護士などが中心となって「アイフル被害対策全国会議」が結成されました。

そしてアイフルには、金融庁と財務省近畿財務局から業務停止命令が下されることとなり、これ以降、アイフルは利用者に対する態度を改めました。

さらに消費者金融の利用者を様々な面から保護する「貸金業法」の施行が2007年から段階的に進んだこともあり、現在では「ヤバイ取り立て」が行われることはなくなっています。

というわけで、怖い取り立ては来ないので、もしも返済が遅れそうな時は一旦落ち着いて、まずはインターネットからアイフルのマイページにアクセスしましょう。

会員サービスの「返済期日の変更(猶予)」から返済日を変更もしくは、返済相談窓口「0120-109-437(平日9:00〜18:00)」へ連絡し、返済期日の変更を行います。(自動音声です)
返済を口座引き落としにしている場合
これらの方法では引き落とし請求の停止はできないため、引き落とし口座の残高を引き落とし額未満に調整する必要があります。
口座内の残高が引き落とす金額に達していない場合
引き落としはされず再引き落としも行われません。この場合、自分で振り込んで入金を行うことになります。
どうしても必要な金額が用意できないという場合
引き落とし日当日中に利息分のみでも良いので入金を行いましょう。利息分はマイページで確認することができます。

返済日の変更では解決できそうにない場合は?

「返済ができなそう・遅れそう」だから、と言って何もせずに放置しておくことはもっともダメなことです。

特に2~3ヶ月以上の遅延をした場合、個人信用情報に「延滞・遅延」などの情報が残り、いわゆる「ブラックリスト入り」という状態になってしまいます。

その他、アイフルから自宅や職場にも電話がかかってきたり、さらに延滞を続ければ裁判所から支払督促などの通知が届いたりという事態が起こります。

アイフルのグループ企業である債権回収専門の会社「AG債権回収株式会社」から督促されることもあります。債権譲渡通知が届いたら、債権はサービサーに譲渡されています。

債権回収会社(サービサー)は法律に則って営業している会社なので、違法な取り立ては禁止されています。

また、延滞することで「遅延損害金」も発生します。

先ほども紹介した通りアイフルの遅延損害金は年率20%であるため、余分に高い利息を支払わなくてはならなくなります。

支払いを遅延すると起きるデメリット…

  • ブラックリスト入りしてしまう
  • ブラックリスト入りしたことによって様々な弊害が起こる
  • アイフルからの電話が職場や自宅などにかかってくる
  • 裁判所から通知が届く
  • 年率20%の遅延損害金が発生し借金がさらに膨らむ
返済日を変更しても支払いができなそう、そんな時は延滞してしまう前に、弁護士や司法書士などに相談し、過払い金返還請求や債務整理を検討してみるのも一つの解決方法です。

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アイフルに過払い金請求は可能!だが再借入したい場合は注意

過払い金返還請求は、2010年よりも前の利息制限法が定められていなかった時期に、カードローンを利用していた方が利用できる返還請求です。

2010年以前は、現在のように利率の上限が年率15%~20%まで、と定まっておらずとても高い利率で貸金業が営まれていました。

アイフルも以前は、1986年では年49.932%、1988年では年36.427%、2000年では年28.835%などの高い金利で貸付を行っていたようです。
参照:司法書士法人杉山事務所 アイフルの過払い金請求にかかる期間と返還率の目安【2021年度版】

この時期の利率を現在の利率に直して計算し直すと、その当時に利息を払い過ぎていたということがよくありますが、これが過払い金です。

過払い金が多くある場合、借金はなくなり払い過ぎていたお金が戻ってきます。もし2010年以前からアイフルを利用しているという場合は、過払い金がないか一度確認してみると良いでしょう。

アイフルで過払い金がないか確認する方法

アイフルに過払い金の請求をするには、以下のような手続きが必要となります。

  1. アイフルのお客様サービスセンター(0120-109-437)に連絡する
  2. いつ・いくら借りたかなどの取引履歴を取り寄せる(連絡後40日程度かかる)
  3. 過払金の引き直し計算する(利息計算ソフトが必要)
  4. 過払金を算出する
  5. アイフル宛に過払金請求書を送る(内容証明郵便にて)
  6. 金額などについて話し合いで交渉を行う
  7. 金額に納得できない場合裁判を行う
  8. 過払金が返還される
取引履歴を取り寄せる際は「過払い金請求に利用する」と言うと断られる可能性もあるため、特に利用目的は告げないようにしましょう。

過払い金の引き直し計算を行うには、以下のようなサイトから無料ダウンロードで自身で対応可能です。

過払い金請求の手続きは自分で行うことも可能ですが、取引履歴を見ながら、金利や金額、返済額を入力しなくてはなりません。

が、もしもここで計算を間違えると、過払い金が少なくなってしまう可能性もあるため細心の注意が必要です。

また、取引履歴を取り寄せたり、専用ソフトで過払い金の引き直し計算をしたりに加え、話し合いによるアイフルとの交渉や裁判など一般の方では面倒な作業も多々あります。

このため、スムーズに過払金請求を進めるなら弁護士や司法書士など、特に過払い金請求を専門にしている、過払い金請求に強く実績ある専門家に依頼するのがもっともおすすめです。

\相談前にシミュレーション/

アイフルで過払い金請求を行った場合、その先どうなる?

まず、今後はアイフルから借入を行うことはできなくなります。

消費者金融はアイフルしか使いたくない、というこだわりのある方はよく検討して行いましょう。

その他、アイフルで過払い金請求を行った結果、借金がなくなれば良いのですが、過払い金を差し引いても借金が残ってしまうような場合、過払い金請求をすると債務整理(任意整理)をしたのと同じ状態になります。

つまり、普通に過払い金請求をするだけなら個人信用情報に悪影響はないですが、過払い金請求をしても借金が残った場合は事故記録として残るため、いわゆる「ブラックリスト入り」という状態になります。

もしも引き直し計算をした結果、借金がゼロにならない場合「支払う金額が少なくなる」というメリットはありますが、ブラックになる可能性があることも視野に入れ、請求するかどうかを検討しましょう。

なお、完済から10年以上経過している(時効成立)・アイフルが倒産してしまった、などの場合は過払金の請求は不可能となります。

アイフルでそれぞれの債務整理を行う場合は?

過払金請求しても債務が残る・これ以上の支払いは無理、そんな場合はアイフルの借金を債務整理で解決することも可能です。ただし全てブラックになることを忘れてはいけません。(5~10年)

債務整理には「任意整理・個人再生・自己破産」の3種類があり、それぞれ以下のような特徴が挙げられます。

借金の状況や収入の状況によって最適な手続き方法は異なります。自分にどの方法が合っているか見極めるためには、弁護士などに相談するのが良いでしょう。
任意整理 裁判所を通さない。弁護士や司法書士vsアイフルが話し合いで交渉する。遅延損害金を含む利息分がカットされ元金のみの支払いになる。(無利息で3〜5年で分割払い)
個人再生 裁判所を通して手続きを行う。借金を1/5に減額でき減額したものを3〜5年の分割払いで返済できる。利息に加えて元金も減額できる。
自己破産 裁判所を通して手続きを行う。支払い義務・借金がゼロになるが多くの財産が没収される。
任意整理と個人再生は支払いが全くなくなるわけではないので、収入がある方に適した方法です。財産などの没収はないので、家族がいて自宅や車などの没収は絶対避けたい!という方はこちらがおすすめです。

なお任意整理と個人再生の違いは、任意整理では利息のみのカットになるのに対して、個人再生では利息に加えて元金のカットもできるという点です。

自己破産をするまでではないけれど、任意整理ではまだまだ支払える金額にならなそう、そんな場合は個人再生を選ぶのが良いでしょう。

自己破産は、車や自宅・家電など財産が多く没収されてまう場合がありますが、借金がなくなるため、収入がほぼないような方に適用できる方法となっています。

アイフルでヤバイ取り立てはないが返済は遅れずに!

貸金業法が施行されている現在では、ヤバイ取り立てを行うと、業務停止命令などが下され消費者金融は営業ができなくなってしまいます。

また貸金業の登録を取り消されてしまう可能性もありますから、消費者金融業界最大手のアイフルでは「絶対にそのようなことはない」とまず言えます。


しかしながら返済が遅れると、個人信用情報に事故記録が残り、クレジットカードが作れない・ローンが組めない・新規の借入ができないなどの事態が発生する恐れがあります。

支払いは遅れないよう、気をつけて利用するようにしましょう。

もしも遅れそうな場合、コールセンターに電話したりマイページなどから返済日の変更手続きを行いましょう。

そういった手続きをしても、支払いができなそうな場合、お金の専門家である弁護士や司法書士などに相談してみるのも解決方法の一つです。


アイフルは過払い金請求をすることも、債務整理を行うことも可能ですが、過払い金請求を行うとアイフルから新規の借入を行うことはできなくなります。また過払い金請求には期限があります。

「絶対にアイフルを利用し続けたい、他の消費者金融は使いたくない」というこだわりのある方や、過払い金の期限切れが心配される方は、それぞれ注意が必要です。

支払いが延滞することのないよう、くれぐれも利用は計画的に行いましょう。そして少しでも「返済が今後難しい…」という場合は、少しでも早くに対処することが大事です!

\借金を減らせる救済措置/
 
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